海外輸出向け梱包には主に、木箱梱包が用いられます。
長距離輸送の環境に耐えられるように、製品をバリアシートや防錆シートで保護し木箱梱包致します。
箱には、ケアマークやケースマークが印字されます。
ヨーロッパや中国など、輸出する国の検疫基準に従い、輸出用木箱などの木材には蒸熱(燻蒸)処理が必要です。
適切に処理されると、処理を実施したという証明として、国際基準No.15に沿い「梱包材料消毒証明書」や「ステッカー」、「スタンプ」が添付・捺印され、製品を輸出することができます。
弊社では、蒸熱処理材による梱包の他に、証明書やスタンプの申請など輸出に関わる業務も一括請負致します。
詳しくは担当者までお問い合わせ下さい。
輸出規制の改正により証明書の取り扱いが変更になりました。今後規制方法が絶え間なく変わる傾向にありますので、最新情報は『農林水産省 植物防疫所』様のホームページをご確認下さい。
木箱梱包の代替品として、蒸熱処理の必要のない強化ダンボールや合板木箱があります。
製品によっては、木箱梱包よりコストダウンが可能です。